税理士 岸野康之 事務所

医療機関専門
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酒場(1)種別

元来さほど酒に強くないが、様々なお付き合いの過程で、お酒を呑む機会がボチボチあった。

ところで、酒場には様々な類型があり、酒呑みといっても一言には言い尽くせない。

以下、今日はまず酒場の類型について「素人呑み助」として、行った回数が多いほうから述べてみたい。

1 居酒屋

僕の人生の中で、一番多く行ったことがあるのは「居酒屋」で、廉価な酒と食事が味わえる身近な台所である。

加えて、その店が繁忙していないときにお邪魔すると、店長や店員さんとの対話が楽しめる。

地方出張の折などは、地域の事情や最新情勢を教えてもらうこともできる。

居酒屋は、僕にとって一番身近で利用頻度が高い、酒場である。

ちなみに、僕の中では「小料理屋」は一応、居酒屋に含まれる(おかしなジャンル分けだが)。

2 バー

バーはBARと書く。

一見敷居が高く、非常に格好いいイメージがあるし、全ての街にある感じもしない。

しかし僕にあっては、居酒屋に数千回行ったことがあるのに対し、バーもまた、数百回は行っている。

バーでは基本的に、「濃いお酒」が出る。

もちろん、カクテルやリキュールなど薄めものもあるが、基本的にウイスキー、スコッチほか40度近い洋酒が主役だ。

で、僕は強くないにもかかわらず、若い頃からそういう濃い酒を「ロック等で」ペロペロ飲むことを楽しんできた。

バーは決して金持ちのスペースでないし、行くのに特別な気負いも必要はない。

ただ、ちょっと洒落た空間を味わう楽しみが得られるのと、同時に少しばかりお酒を知っている感じが必要なのは確かな空間だと思う。

3 スナック

実はスナックというのは、僕において定義が難しい。

ただし出動頻度としては、居酒屋数千回、バー数百回、とすると、スナックには50回くらいしか行っていない。

回数が少ない理由は単純で、40歳過ぎてチラチラと「スナックかよい」に目覚めたからだ。

徐々に慣らし運転で始めたスナック通いも、いまは数か所にボトルが入っており、適宜好きなところに行ける。が、・・・

コロナ禍の影響で、すっかりスナックに行くことが無くなってしまった。

僕が敬遠しているのではなく、「行こう」と思う時間には、〇〇宣言などで閉まるようになってしまったのだ。

飛沫が飛べばウィルス等が飛散するのは当たり前だが、飲食、スナックに全ての責があるとは思えない。

密がイヤなら、東京オリンピックを鳥取オリンピックにして、国会等外形的な必要性のみで存する施設を、稚内あたりに移転すればいい。

スナックの営業時間短縮の前に、すべきことは山ほどあるはずである。

4 キャバクラ

実は、僕はキャバクラに行ったことは、生まれてから10回未満しかない。

居酒屋には1000回以上行っているのに、だ。

しかも行った時は、たいがい職場や団体の先輩、友人などにグッと引っ張られて行ったときである。

決して格好をつけたり、ある種の潔癖ぶったりして、いかないわけではない。

ただ、キャバクラというのは、僕にとって「一方的に気を遣ってしまう」空間なのである。

できれば、酒場に行ったなら癒されたいし、あるいはラクになりたい。

しかし、キャバクラに行くと、前後左右の女性などにどうしても気を遣ってしまう。

酒場に行くのであれば、できることであれば気遣いなしで行きたい。

そういう意味で、僕の性格や心情にはこの時点では合致しない酒場なのだろう。

5 ガールズバー

これが当たりハズレがあるので何とも言えないが、我が生涯で5回くらい行っただろうか。

正直、どーでもいい、くらいに思っていたのだが、最後に行った時からちょっと重宝したいと思った。

若い女性がカウンター越しに接客する点で、スナックの若い人版というところだが、当ると「会話ができる」のだ。

酒場で会話ができるというのは、中年男児(男女関係ないね)にとって、大変楽しいことである。

この比較的新しい商形態が、僕のような中年男児のニーズに迫ってくれるとは意外だったが、ともかく今後もチョコチョコ顔を出したい。

6 クラブ

実はこの業態は一度しか行ったことがなく、よく分からない。

人生の成功者が行くようだが、一度ボスに誘われてちょこっと行った以外には、「クラブ的スナック」までしか行ったことがない。

いずれ、小説家や政治家のように、クラブなるところで濃い酒を呑むということも、ちょっとしてみたいものである。

次回は、また医療や税務のお話に戻るつもりだが、ときどき、酒場について書いてみたいと思う。

岸野康之 拝(本日重量 85.0㎏(着衣)  2021年2月21日 89.3㎏(着衣))


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